5日目:UXライティング

ワークショップ

UXライティングって何?

UXライティングは、簡単に言うと「ウェブサイトやアプリを使う人が、迷子にならないように、優しく案内する文章を書くこと」です。

例えば、ゲームの遊び方を説明する説明書や、お店のウェブサイトで買い物の仕方を教えてくれる文章などが、UXライティングで作られています。

どうして大切なの?

もし、説明書が難しくて読めなかったり、ウェブサイトでどこをクリックすればいいかわからなかったりしたら、困ってしまいますよね?

UXライティングがしっかりしていると、誰でも簡単にウェブサイトやアプリを使うことができるので、とても大切なのです。

どんな言葉を使うの?

UXライティングでは、次のようなことに気をつけて言葉を選びます。

  • わかりやすい言葉: 難しい言葉や専門用語は使わないようにします。
  • 短い文章: 長い文章は読みにくいので、短く区切って書きます。
  • 優しい言葉: 命令するような言葉ではなく、「〜してくださいね」「〜するといいですよ」のような、優しい言葉を使います。
  • 具体的な言葉: 抽象的な言葉ではなく、「右のボタン」「下のメニュー」のように、具体的な言葉で説明します。

例を見てみよう

例えば、ウェブサイトで会員登録をするとき、「ユーザーID」と書かれていると、小学生には難しいかもしれません。そこで、UXライティングでは「ニックネーム」や「お名前」と書いたり、「ユーザーIDを入力してください」ではなく「ニックネームを入れてね」と書いたりします。

まとめ

UXライティングは、ウェブサイトやアプリを使う人が、気持ちよく使えるように、わかりやすく、優しく案内する文章を書くこと。みんなが楽しく使えるように、大切な役割を果たしているんだよ。

松岡 号介

松岡 号介

広告代理店、Web制作会社、マーケティング会社、システム会社などの業界でWebデザイン、UI/UXデザインを経験し、2022年にフリーランスへ転身しました。中でもUXデザインの分野に強く惹かれ、体系的な学習を開始しました。具体的には認知工学(認知心理学)、行動経済学、HCD、デザイン思考、デザインシステムなど、UXデザインの実践に関する関連知識を深め、資格も取得しました。UXデザインに惹かれたポイントは、ユーザーの行動や心理を科学的に分析でき、再現性高く、より良いユーザー体験を提供できる点にあります。この強みを活かし、UXデザインの実践と普及に貢献したいと考えています。

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松岡 号介

松岡 号介

UXデザインに取り組みたいと考えているものの、マインドセットや理論が不足し、実践に移せていないデザイナーやデザイン組織の方々を対象に、伴走型のUXデザイン支援を行っています。認知工学(認知心理学)、行動経済学、HCD、デザイン思考、デザインシステムなど、UXデザインの実践に不可欠な知識を深く習得し、関連資格も取得しています。これら専門知識を活かし、UXデザインをより深く、そして楽しく学ぶことができるよう、初心者の方にもわかりやすく解説することを得意としています。

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