HCD-Net 認定人間中心設計専門家及びスペシャリスト認定試験【まとめ】

HCD-Net認定試験

HCD-netコンピタンスのB1からB3、A1からA13、C1からC4をお祭りの例えで説明します。

それぞれの役割をもう少し簡単に説明すると、こんな感じです。

B1からB3までの役割:

  • B1: プロジェクト企画能力
    • これは、お祭りの計画を立てる人の役割です。いつ、どこで、何をするかを考え、みんなが楽しめるようにします。
  • B2: プロジェクト調整・推進能力
    • これは、計画通りにお祭りの準備が進むかを見守る役割です。もし問題があれば、それを解決して、お祭りが成功するように助けます。
  • B3: チーム運営能力
    • これは、お祭りの準備をするために、友達や家族をうまくまとめる役割です。誰が何を担当するかを決め、みんなが協力して働けるようにします。

A1からA13までの役割:

  • A1: 調査・評価設計能力
    • これは、お祭りで何が必要かを調べ、どんな問題があるかを見つける役割です。
  • A2: ユーザー調査実施能力
    • お祭りに来る人たちが何を楽しむかを調べる役割です。
  • A3: 定性・定量データの分析能力
    • 集めた情報を使って、どのゲームや食べ物が人気かを分析する役割です。
  • A4: 現状のモデル化能力
    • お祭りの今の様子をわかりやすく説明する役割です。
  • A5: ユーザー体験の構想・提案能力
    • 新しいゲームやアクティビティを思いつき、提案する役割です。
  • A6: 新製品・新規事業の企画提案力
    • 新しいアイデアを具体的な計画にする役割です。
  • A7: ユーザー要求仕様作成能力
    • 人々の要求を詳しく書き出し、それに基づいて準備をする役割です。
  • A8: 製品・システム・サービスの要求仕様作成能力
    • 必要なものをリストアップし、どのように準備するかを決める役割です。
  • A9: 情報構造の設計能力
    • お祭りの情報をわかりやすく整理して、人々が必要な情報を簡単に見つけられるようにする役割です。
  • A10: デザイン仕様作成能力
    • お祭りのデザインを考え、どのように見せるかを決める役割です。
  • A11: プロトタイピング能力
    • 新しいゲームやアクティビティの試作品を作る役割です。
  • A12: ユーザーによる評価実施能力
    • 作ったものが良いかどうかを試してもらい、意見を聞く役割です。
  • A13: 専門知識に基づく評価実施能力
    • お祭りがどれだけ楽しいかを専門的な知識を使って評価する役割です。

これらの役割は、みんなで協力してお祭りを成功させるためにとても大事です。それぞれの役割がしっかりと果たされることで、お祭りはもっと楽しいものになります。

C1からC4までの役割:

C1からC4は、みんながもっと楽しく仕事ができるようにする役割です。具体的にどういうことか、わかりやすいように説明しますね。

  • C1: HCD適用・導入設計能力
    • これは、新しい遊びやルールをみんなが楽しめるように学校やクラスに導入する役割です。たとえば、友達みんなでお手伝いができる「お片づけ大会」を始める提案をするところから始まります。その大会がどんなに楽しいかを説明し、みんなが参加したくなるようにします。
  • C2: 教育プログラム開発能力
    • これは、新しいことを学ぶための特別な授業や活動を考える役割です。例えば、「宇宙飛行士になるには?」というテーマで、宇宙飛行士のゲストを招いて話を聞く日を企画するのがこの役割です。子供たちが何を学びたいかを考えて、楽しみながら学べるようなプログラムをつくります。
  • C3: 人材育成能力
    • これは、クラスの中でリーダーやお手伝いさんなど、いろいろな役割をする友達を育てる役割です。友達一人一人が得意なことや、これから学びたいことを見つけられるように手伝い、一緒に成長できるように支援します。
  • C4: 手法・方法論開発能力
    • これは、新しい遊びや勉強の方法を発明する役割です。例えば、勉強が苦手な友達が楽しく学べるゲームを考えたり、クラスで問題を解決するための新しい方法を考えたりします。この役割では、いつもと違う新しい方法をみんなで試して、どんなに楽しいかを発見します。

これらの役割は、みんなが一緒に働くことで職場や学校がもっと良い場所にすることを目指しています。それぞれの役割がうまく機能すると、生活がもっと楽しくなり、みんなが新しいことを学びやすくなります。

松岡 号介

松岡 号介

広告代理店、Web制作会社、マーケティング会社、システム会社などの業界でWebデザイン、UI/UXデザインを経験し、2022年にフリーランスへ転身しました。中でもUXデザインの分野に強く惹かれ、体系的な学習を開始しました。具体的には認知工学(認知心理学)、行動経済学、HCD、デザイン思考、デザインシステムなど、UXデザインの実践に関する関連知識を深め、資格も取得しました。UXデザインに惹かれたポイントは、ユーザーの行動や心理を科学的に分析でき、再現性高く、より良いユーザー体験を提供できる点にあります。この強みを活かし、UXデザインの実践と普及に貢献したいと考えています。

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松岡 号介

松岡 号介

UXデザインに取り組みたいと考えているものの、マインドセットや理論が不足し、実践に移せていないデザイナーやデザイン組織の方々を対象に、伴走型のUXデザイン支援を行っています。認知工学(認知心理学)、行動経済学、HCD、デザイン思考、デザインシステムなど、UXデザインの実践に不可欠な知識を深く習得し、関連資格も取得しています。これら専門知識を活かし、UXデザインをより深く、そして楽しく学ぶことができるよう、初心者の方にもわかりやすく解説することを得意としています。

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