8日目:A/Bテスト

ワークショップ

A/Bテストって何?

お店で新しいお菓子を売ることを考えてみましょう。どんなパッケージ(お菓子の袋)にしたら、みんなが喜んで買ってくれるか、迷いますよね?

そこで、2つの違うパッケージを用意します。

  • Aのパッケージ: 赤くて、かっこいい絵が描いてある
  • Bのパッケージ: 青くて、かわいい絵が描いてある

この2つのパッケージのお菓子を、お店で同じ期間売ってみます。すると、どちらのパッケージのお菓子がたくさん売れたかわかりますよね?

  • もしAのパッケージの方がたくさん売れたら…「赤いパッケージの方が人気がある!」
  • もしBのパッケージの方がたくさん売れたら…「青いパッケージの方が人気がある!」

このように、2つの違うものを用意して、どちらがより良い結果になるか試すことを「A/Bテスト」と言います。

もっと身近な例で言うと…

  • お洋服を選ぶとき: 「赤いシャツと青いシャツ、どっちを着ていくと友達に『いいね!』って言われるかな?」と考えるのも、ある意味A/Bテストです。
  • ゲームで遊ぶとき: 「このキャラクターとあのキャラクター、どっちを使うとゲームが有利に進むかな?」と考えるのも、A/Bテストに似ています。

A/Bテストは何のためにするの?

お店の人がA/Bテストをするのは、「どうしたらお客さんが喜んでくれるか?」「どうしたらたくさん商品を買ってくれるか?」を知りたいからです。

ホームページやアプリを作っている人も、A/Bテストを使って「どうしたら使いやすいホームページになるか?」「どうしたらもっとたくさんの人にアプリを使ってもらえるか?」を考えています。

まとめ

A/Bテストは、2つの違うものを用意して、どちらがより良い結果になるかを試す方法です。お店やホームページ、アプリなど、色々な場所で使われています。

松岡 号介

人はなぜその行動を選ぶのか?――そんな問いへの好奇心から、使いやすさだけでなく「選ばれる体験」をデザインしています。HCD-Net認定人間中心設計専門家/行動経済学1級。感性と論理のあいだを行き来しながら、UIの美しさとUXの納得感を両立させる設計を心がけています。2025年4月からは慶應義塾大学通信課程で哲学・心理・社会を学び直し中。デザインと人間理解を深め、より本質的な価値提供を目指しています。

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松岡 号介

人はなぜその行動を選ぶのか?――そんな問いへの好奇心から、使いやすさだけでなく「選ばれる体験」をデザインしています。HCD-Net認定人間中心設計専門家/行動経済学1級。感性と論理のあいだを行き来しながら、UIの美しさとUXの納得感を両立させる設計を心がけています。2025年4月からは慶應義塾大学通信課程で哲学・心理・社会を学び直し中。デザインと人間理解を深め、より本質的な価値提供を目指しています。

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