8日目:A/Bテスト

ワークショップ

A/Bテストって何?

お店で新しいお菓子を売ることを考えてみましょう。どんなパッケージ(お菓子の袋)にしたら、みんなが喜んで買ってくれるか、迷いますよね?

そこで、2つの違うパッケージを用意します。

  • Aのパッケージ: 赤くて、かっこいい絵が描いてある
  • Bのパッケージ: 青くて、かわいい絵が描いてある

この2つのパッケージのお菓子を、お店で同じ期間売ってみます。すると、どちらのパッケージのお菓子がたくさん売れたかわかりますよね?

  • もしAのパッケージの方がたくさん売れたら…「赤いパッケージの方が人気がある!」
  • もしBのパッケージの方がたくさん売れたら…「青いパッケージの方が人気がある!」

このように、2つの違うものを用意して、どちらがより良い結果になるか試すことを「A/Bテスト」と言います。

もっと身近な例で言うと…

  • お洋服を選ぶとき: 「赤いシャツと青いシャツ、どっちを着ていくと友達に『いいね!』って言われるかな?」と考えるのも、ある意味A/Bテストです。
  • ゲームで遊ぶとき: 「このキャラクターとあのキャラクター、どっちを使うとゲームが有利に進むかな?」と考えるのも、A/Bテストに似ています。

A/Bテストは何のためにするの?

お店の人がA/Bテストをするのは、「どうしたらお客さんが喜んでくれるか?」「どうしたらたくさん商品を買ってくれるか?」を知りたいからです。

ホームページやアプリを作っている人も、A/Bテストを使って「どうしたら使いやすいホームページになるか?」「どうしたらもっとたくさんの人にアプリを使ってもらえるか?」を考えています。

まとめ

A/Bテストは、2つの違うものを用意して、どちらがより良い結果になるかを試す方法です。お店やホームページ、アプリなど、色々な場所で使われています。

松岡 号介

松岡 号介

広告代理店、Web制作会社、マーケティング会社、システム会社などの業界でWebデザイン、UI/UXデザインを経験し、2022年にフリーランスへ転身しました。中でもUXデザインの分野に強く惹かれ、体系的な学習を開始しました。具体的には認知工学(認知心理学)、行動経済学、HCD、デザイン思考、デザインシステムなど、UXデザインの実践に関する関連知識を深め、資格も取得しました。UXデザインに惹かれたポイントは、ユーザーの行動や心理を科学的に分析でき、再現性高く、より良いユーザー体験を提供できる点にあります。この強みを活かし、UXデザインの実践と普及に貢献したいと考えています。

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松岡 号介

松岡 号介

UXデザインに取り組みたいと考えているものの、マインドセットや理論が不足し、実践に移せていないデザイナーやデザイン組織の方々を対象に、伴走型のUXデザイン支援を行っています。認知工学(認知心理学)、行動経済学、HCD、デザイン思考、デザインシステムなど、UXデザインの実践に不可欠な知識を深く習得し、関連資格も取得しています。これら専門知識を活かし、UXデザインをより深く、そして楽しく学ぶことができるよう、初心者の方にもわかりやすく解説することを得意としています。

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