ユーザビリティテストってなあに?
ユーザビリティテストは、かんたんに言うと「もの(ウェブサイトやアプリ、ゲームなど)が使いやすいかどうかを調べるテスト」のことです。
たとえば、新しいゲームができたとします。そのゲームが本当に面白いか、操作が難しくないか、子どもたちがちゃんと遊べるか、などを実際に子どもたちに遊んでもらって調べるのが、ユーザビリティテストです。
どうやって調べるの?
色々な方法がありますが、よく使われるのはこんな方法です。
- 実際に使ってもらう: テストする人に、ウェブサイトやアプリ、ゲームなどを実際に使ってもらいます。
- 見たり聞いたりする: 使っている様子をよく見て、困っていることや考えていることを聞きます。「ここが難しいな」「こうすればもっと面白いのに」といった声を集めます。
- ビデオに撮る: 使っている様子をビデオに撮っておくと、後でゆっくり見返すことができます。
なんのためにするの?
ユーザビリティテストをするのは、次のような理由があります。
- 使いにくいところを見つける: 操作が難しかったり、説明がわかりにくかったりする部分を見つけて、改善します。
- もっと使いやすくする: 誰でも簡単に使えるように、デザインや操作方法を工夫します。
- みんなが楽しめるようにする: 子どもから大人まで、色々な人が楽しめるように改良します。
たとえば…
- 新しいウェブサイトで、お目当てのページにたどり着くのが難しい場合、ユーザビリティテストで「ボタンの位置がわかりにくい」「メニューの言葉が難しい」といった問題点が見つかるかもしれません。
- 新しいゲームで、操作方法が複雑で子どもたちがなかなかクリアできない場合、ユーザビリティテストで「説明が足りない」「操作ボタンが小さすぎる」といった問題点が見つかるかもしれません。
まとめ
ユーザビリティテストは、ものを作る人が、使う人の気持ちになって、より良いものを作るための大切なテストです。みんなが楽しく、快適に使えるように、工夫するためのヒントを見つけることができるのです。