どうしてHCDプロセスが必要なのか?

UXデザインの理論

HCD関係なく勘所だけで作ったサービスが世の中で活躍しているとうケースももちろんありますが、割合でいうと、「一生懸命ユーザーのことを考えて作っているけど、ユーザーに響かない、認知されない、使われない」サービスの方が圧倒的に多いのはなぜか?

解像度が足りないからです
解像度を上げるためにはどうすればよい?

ユーザーの要求が満たされるまで「調査→分析→設計→評価」を繰り返すことで、より良いユーザー体験を提供します。

ユーザーニーズへの適合

HCDプロセスの主な目的は、ユーザー要求に適合したユーザー体験(UX)を実現することです。このプロセスを通じて、実際のユーザーのニーズや課題を深く理解し、それに基づいた設計を行うことができます。

使いやすさの向上

HCDプロセスは、ユーザビリティやアクセシビリティを確保し、質の高いUXの製品づくりを行うためのデザイン手法です。これにより、より多くのユーザーにとって使いやすい製品やサービスを開発することができます。

効果的な問題解決

HCDプロセスでは、ユーザーの利用状況を把握し、要求事項を明確にすることから始まります。これにより、実際のユーザーが直面している問題を正確に特定し、効果的な解決策を見出すことができます。

継続的な改善

HCDプロセスの特徴の一つは、プロセスの繰り返しです。これにより、開発の各段階でユーザーフィードバックを取り入れ、継続的に製品やサービスを改善することができます。

リスク軽減

ユーザーを中心に据えた設計プロセスを採用することで、開発後のユーザー不満や使用上の問題を最小限に抑えることができます。これは、長期的には開発コストの削減にもつながります。

HCDプロセスを採用することで、ユーザーにとって真に価値のある、使いやすい製品やサービスを開発することができ、結果としてユーザー満足度の向上ビジネスの成功につながります。

松岡 号介

松岡 号介

広告代理店、Web制作会社、マーケティング会社、システム会社などの業界でWebデザイン、UI/UXデザインを経験し、2022年にフリーランスへ転身しました。中でもUXデザインの分野に強く惹かれ、体系的な学習を開始しました。具体的には認知工学(認知心理学)、行動経済学、HCD、デザイン思考、デザインシステムなど、UXデザインの実践に関する関連知識を深め、資格も取得しました。UXデザインに惹かれたポイントは、ユーザーの行動や心理を科学的に分析でき、再現性高く、より良いユーザー体験を提供できる点にあります。この強みを活かし、UXデザインの実践と普及に貢献したいと考えています。

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松岡 号介

松岡 号介

UXデザインに取り組みたいと考えているものの、マインドセットや理論が不足し、実践に移せていないデザイナーやデザイン組織の方々を対象に、伴走型のUXデザイン支援を行っています。認知工学(認知心理学)、行動経済学、HCD、デザイン思考、デザインシステムなど、UXデザインの実践に不可欠な知識を深く習得し、関連資格も取得しています。これら専門知識を活かし、UXデザインをより深く、そして楽しく学ぶことができるよう、初心者の方にもわかりやすく解説することを得意としています。

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