人間中心設計(HCD)に関する教育や訓練をおこなう機会を設けたり、みずから組織・メンバー・関係者のHCDに関するスキルを向上できる能力のこと
*適切な人材育成計画を立案し、OJTによる訓練、業務内外の研修、講義、ワークショップ、対話など、HCDを学ぶ機会を作ること
*教育プログラムの開発は除く(教育プログラムはC2に記載)
*講師やファシリテーターを担当することにより、組織・部門・プロジェクトメンバー・関係者のHCDに関するスキルを向上させることが期待される
アウトプットの例:講師やファシリテーターを行った研修や研修プログラムの概要(実施日時、参加人数、場所、実施概要)
C3.人材育成能力(導入推進コンピタンス)
みんなが使いやすいものを作るために、人を育てる力
わかりやすく言うと…
みんなが「使いやすい!」と思えるものを作るには、どうすればいいか知ってるかな?
それを教えてくれるのが「人間中心設計(HCD)」っていう考え方なんだ。
人間中心設計を、みんなに広めていくためには、人を育てる力がとっても大切だよ。
具体的にどんなことをするの?
- 勉強会を開こう! みんなが人間中心設計について学べるように、色々な勉強会を開くんだ。 例えば…
- OJT:先輩が後輩に、仕事のやり方を教えながら、人間中心設計についても教えてあげる
- 研修:会社の人や、外部の専門家を呼んで、勉強会を開く
- 講義:先生みたいに、みんなの前で人間中心設計について教える
- ワークショップ:みんなで話し合ったり、実際に何かを作ってみたりする
- 対話:1対1で、じっくり話し合う
- 先生になろう! 勉強会で先生役(講師やファシリテーター)になって、みんなに人間中心設計を教えるんだ。 そうすることで、周りの人たちが人間中心設計について詳しくなって、もっと使いやすいものを作れるようになるね!
どんなものを作ればいいの?
例えば、こんな風にまとめるとわかりやすいよ。
勉強会 | 日時 | 参加者 | 場所 | 内容 |
---|---|---|---|---|
人間中心設計入門 | 2024年12月29日 | 10人 | 会議室 | 人間中心設計の基本的な考え方について |
ワークショップ | 2025年1月10日 | 5人 | 作業室 | 人間中心設計を使って、新しいおもちゃをデザインする |
ポイント
- 上手に人を育てることで、みんなが人間中心設計を理解して、使いやすいものを作れるようになる!
- 勉強会の内容をわかりやすく伝えることが大切だよ。
図で見てみよう!
人を育てる力
↙ ↘
勉強会を開く 先生になる
↓ ↓
みんながHCDを学ぶ 周りの人のスキルアップ
↓
使いやすいものが作れる!