ユーザー理解から生まれた視点、価値から生まれた新たなコンセプトを、関係者に提案し実現に向けて合意をとれる企画提案能力のこと
*製品・システム・サービス、あるいは事業や研究テーマなどに関わるコンセプトが対象となる。人間中心設計(HCD)視点によるイノベーティブな企画提案のための活動を計画できる能力も含む
*所属業界や所属組織においてこれまで生み出されなかった新しい概念に対し、調査結果やモデルなどを活用し、アイデアの具現化だけでなく実現へ向けた提案ロジックの構築も期待される
アウトプットの例:ビジネスモデルキャンバス、ビジョン提案型デザイン手法、ピッチ資料、事業企画書、リサーチ分析結果
A6. 新製品・新規事業の企画提案力(基本コンピタンス)
新しい商品やサービスを考えよう!
みんなが「これ、いいね!」って思うような、新しい商品やサービスを考えたことはありますか?
例えば、
- もっと楽しく勉強できるゲーム
- 雨の日でも濡れない自転車
- 自動で片づけてくれるロボット
などなど、考えただけでワクワクしますね!
でも、ただ考えるだけじゃダメなんです。
どうやって作るか、みんなに説明しよう!
新しい商品やサービスを作るには、
- みんながどんなものがほしいのか、よく調べる
- どうすればみんなが喜んでくれるのか、じっくり考える
- そして、それをどうやって作るのか、みんなにわかりやすく説明する
ことが大切です。
この「みんなにわかりやすく説明する力」が 新製品・新規事業の企画提案力 なんです。
わかりやすく説明するための道具
みんなにわかりやすく説明するために、色々な道具があります。
例えば、
- ビジネスモデルキャンバス: どんな商品やサービスなのか、誰に買ってほしいのか、どうやって売るのか、などをわかりやすく整理するための道具です。
- 例えば、新しいゲームだったら、「どんなゲームか」「どんな人に遊んでほしいか」「どうやって売るか(お店?インターネット?)」などを書き込みます。
- ビジョン提案型デザイン手法: 新しい商品やサービスが、未来をどのように変えるのか、どんな素晴らしい世界になるのかを、絵や図を使ってわかりやすく説明するための道具です。
- 例えば、自動で片づけてくれるロボットだったら、「このロボットを使うと、みんなが家事をしなくてよくなって、もっと楽しいことができるようになる」という未来を描きます。
みんなで力を合わせて、新しいものを作り出そう!
新しい商品やサービスを作るのは、一人では難しいです。
だから、
- 友達と協力したり
- 先生に相談したり
- 大人にお願いしたり
して、みんなで力を合わせて作り上げていくことが大切です。
そして、みんなが「いいね!」と言ってくれるような、素晴らしいものを作り出しましょう!
図:新製品・新規事業の企画提案力
ステップ | 説明 | 道具の例 |
---|---|---|
1. みんなの「ほしい!」を調べる | みんながどんなものがほしいのか、どんなことに困っているのかを、アンケートやインタビューで調べる | アンケート用紙、インタビューメモ |
2. みんなが喜ぶことを考える | 集めた情報をもとに、みんなが喜んでくれるような新しい商品やサービスを考える | アイデアノート、スケッチブック |
3. みんなにわかりやすく説明する | どうやって作るのか、どんなふうに使うのか、みんなにわかりやすく説明する | ビジネスモデルキャンバス、ビジョン提案型デザイン手法 |
ポイント
- 新しいものを考えるときは、みんなが喜んでくれるかどうかを一番に考えよう!
- わかりやすく説明することで、みんなが協力してくれるようになるよ!
- みんなで力を合わせて、素晴らしいものを作り出そう!